すっかり忘れがちなんやけど

年の瀬を迎えると、路地の角にある町内掲示板に訃報の張り紙が多くなる気がする。
享年を見ると、高齢の方ばっかり。
やっぱり老体に寒さは堪えるんやろか。
俺も堪えるけど。
先日もオフィスに来たら、隣りの経理の人曰く 「 療養中やった旧知の人が亡くなった 」 と。
そういえば、連休中に過去の年賀状を整理しよったら、喪中ハガキが今年も何枚か来とった。
確かに、ここ数年、高校、大学の友達や親戚の誰かから必ず喪中ハガキが来とる。
自分の親を亡くしても、そう珍しいことでもない年齢に自分も差し掛かってきたんやな、と。
じいちゃんばあちゃんは父方母方とも、もうおらんけど、幸いにも自分の両親は健在。
叔父叔母も、幼い頃に一人、数年前に一人、亡くなったくらい。
でも今年は、親族ではないけども近しい人の悲報がいくつか飛び込んできて。
しかも、いずれも、まだ 30 代前半という若さで。
なんだか、だんだん近付いてくるよなあ、という気がせんでもない。
いや、もちろん否が応にも確実に近付いとるんやけど。
そりゃ、ひょんなことでもない限り、まだまだ生きていくとは思うけども、そのひょんなことが自分やら近しい人の身に、いつ降りかかるかは分からんわけで。
まだまだ先のことかもしれんし、もしかしたら明日かもしれんし。
隣りの経理の人が言うてた。
「 人間、誰でもいつかは死ぬんやけどね 」 って。
そう。
日頃、日常の中ではすっかり忘れがちやけど、いつかは死ぬ。
絶対に、死ぬ。
いつ死んでも後悔せん生き方をしたいけれども、いつもいつもそんなこと考えながら生きよったら息が詰まるしなあ。
かといって、毎日毎日を悔いのないように生きるなんちゃ難しいし。
いや、その日一日だけを考えると、毎日の生活にそんなに悔いはないんやけども。
でも、また新年を迎えることを当たり前のように考えとるから先延ばしにしてしまっとることもある。
そのうち、そのうち・・・って思っとるから、放っとることもある。
それがなあ・・・。
こんなこと考えて日記に書いても、そんなに急に自分の行動が変わるわけやないけども、今年はなんだか、こういうことを考えることが多かったよなあと。
多少は、自分の行動に変化があったんやろか。
あるんやろか。
仕事でもない、お金でもない、モノでもないんよな。
悔いが残るとしたら。
たぶん。
もちろん、仕事も、お金も、モノも充実させたいっちゅう気持ちはあるけど、やっぱり一番大事にしたいのは、人、やろ。
って、大事にできとらんとこもあるよなあ。
なかなかねえ・・・。
まあ、まだまだ努力やら改善やらしていかないかんところはあるけど、でも、2007年、いまの俺にやれることはやったし、それなりに悔いはない・・・やろか。
う・・・ん、前向きな締め括りにしたいなあと思いつつ、
なんだかうまく気持ちを言葉に表せんぞなもし。
とりあえず、日記の日付は詐称しとこ。


