ぼくのへや

ランチから戻る道すがら、渋谷のど真ん中で目に入った「ぼくのへや」。
ビックリして、足が止まってしまった。
これがあるのは、実家の俺の部屋の入り口だけのはずなんに。
まさか、こんなとこで同じモンを目にするとは夢にも思わんやった。
そう、これとまったく同じモンが、実家の俺の部屋の戸に貼っとる。
まあ、俺の部屋っちゅうのは、もう昔のことやけど。
いまはもう、倉庫みたいなもんやけど。
でもなんか、おれの部屋の戸が捨てられとるような錯覚。
しかも、思いもよらんとこで見つけて。
少しだけ気持ちがわかるような気がする。
ほんの少しだけでしかないけども。
まあ、なるようになるっしょ。
と、気負わんで、ゆるりとやっとります。
いろいろと。

