すれ違い
山手線の外回りに乗って、新宿駅で下車。
そして、ホームの一番近い階段を下りよったら偶然にも階段を上ってくる友達に出くわした。
久しく会っとらんやったその友達と「 うおー、久しぶりやん 」 とか言葉を交わしたりして。
偶然。
ある時、ある場所で、自分の行動と誰かの行動とが交差する瞬間。
この、おっきくて過密した東京のど真ん中で知り合いとバッタリ会うなんちゃ、すごいよなあと単純に思う。
もし、一本遅い電車に乗っとったら・・・
もし、違う階段で下りようとしたら・・・
もし、電車が30秒遅れて到着しとったら・・・
偶然とはいえ、いろんな要素が重なって交差することができたわけで。
でも、そうやって偶然に出会うことの必然性を考えるよりも、気付いとらん・・・というよりも、気付けないすれ違いを考えてしまう。
実は・・・
同じ電車の同じ車両に知り合いが乗って・・・たかもしれん。
いまおるカフェの前を知り合いが歩いて通り過ぎ・・・たかもしれん。
渋谷駅に向かって歩道を歩きよる自分とは反対側の歩道を知り合いが歩いて通り過ぎ・・・たかもしれん。
目の前を通り過ぎていく特急電車に知り合いが乗って・・・たかもしれん。
まあ、ただの妄想でしかないのかもしれんけども、んなことをたまに考える。
テレビドラマなんかでは、そういうすれ違いのシーンてのはよくあることで、観とる側としては、じれったくなったり、ため息をついたりするんやけど、現実の世界でそういうことがあったとしても、な〜んも気付かんまま、日常が過ぎていくだけなわけで。
だいたい平日朝は、高田馬場から渋谷まで10時台の山手線に乗っとる自分。
でも、西武線でも山手線でも、高田馬場駅でも渋谷駅でも渋谷の雑踏でも、知り合いに会うことなんちゃ、まずない。
会うことはないけども、部分的だったり反対方向だったりで同じ経路を使っとる知り合いだって、それなりにおりそうな気がする。
でも、会うことは、ない。
誰かと知り合う前にも、実はいろんなところですれ違ってたりするんやないやろか。
知り合う前にも実は、
駅のトイレで同じ時間に用を足しとったり・・・
どっかのビルのエレベータに乗り合わせてたり・・・
まあ、んなこと考えたってテレビドラマじゃあるまいし分かりっこないんやけど。
そんなことを考えながら山手線に乗って仕事に向かう、某日の朝。
何が言いたいわけでもない、オチなし話。
ま、こんなの mixi 日記に書くのもあれなんで、こっちに書いてみた。
う〜〜ん、やっぱ使い分けはいいかも。

