進みたいのに、進めない

さすがに電車の中で小説を読みながら泣くのは、人目がはばかられる。
やから、万が一、うっ・・・と来てしまったら、読むのをやめるし。
ほいで、あとは家で読もう・・・ってなる。

この前も、ほろ酔いで帰る電車の中で、うっ・・・と来てしまって。
やばいやばい・・・と思ったわけで。

その小説は、そこまで読むまでにも、やばい場面が何度もあって。
それまではいつも読むのはやめて、我慢我慢。
話の先に進みたいのに、進めんという、ジレンマ。

でも、その日は日本酒でいい感じに酔っ払っとったせいか、そのまま読み続けてしまい。
そんで、乗降ドアにもたれながら、、、ついに、、、決壊・・・。

いやあ・・・酔っ払うと、羞恥心がなくなるのは昔からやけど。
でも、中年のオッサンが、電車の中で立ったままボロボロ涙こぼすとかやばいよね・・・。
まあ、ちらほら席があいとるくらいに電車内は空いとったし、まあ、いいか。

でも、駅に着いて、自宅に帰る道すがらも、ぽろぽろと。
もうね、実家のオカンやら、死んだオトンの顔が頭に浮かんでしまって。


そういえば、最近、なんか分からんけど、街中で子連れの家族に目が行くんよ。
親御さん、幸せなんやろなあ・・とか。
この赤ちゃん、男前やなあ・・・とか。
俺もストレートやったら、こんな風に子供がおったんかなあ・・・とか。
てか、親御さんふたりとも、スマホいじっとる場合やないよ・・・とか。
これはいらん世話か。

まあ、昨今のご時世やから、あんまりジーっとは見らんようにしとるけど。

それに、なんか戸惑うよね、どこまであやしていいもんなのやら。
隣に座ったお母さんに抱かれた赤ちゃんが、こっちに手を出してきた時とかさ。
そしたら、「ごめんなさい」とかお母さんに言われて。
「いや全然ごめんじゃないんやけど」と思いつつ。
でも、こっちはペコリと頭下げることしかできんやったりとか。


で、調べたら、その小説、すでに2度もドラマ化されとるみたい。
どっちも知らんやったけど、でも、知らんでよかったなあと。

いや、ドラマが失敗なわけやないと思うんやけど。
見とらんけど、原作が原作やし。
でもほら、小説を読むときに、その役をやった役者さんの顔やらが浮かぶのがヤなんよね。
やから、この小説は、まず小説で読めて、ホントによかった。

でもやっぱりオススメしませんよ。電車の中で読むのは。

進みたいのに、進めない” に対して2件のコメントがあります。

  1. haruking より:

    やっぱり!とんびやった!(笑)

  2. みのる より:

    ●haruking

    おっ!
    お久しぶりです。最近、バッタリ会わんくなりましたね。笑

    > やっぱり!とんびやった!(笑)

    やっぱり何度も泣きました?
    俺は、これまで読んだ重松作品では、一番でしたよ。

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