匂い

高校生の頃・・・
って、計算したらもう20年近くも前の話。そんなバカな・・・。

そんなうら若き高校生の頃、泊まりに行った友達んちに靴下を忘れてきたことがある。
数日後、友達が靴下を洗濯して持ってきてくれたんやけど、その洗いたての靴下から、その友達の匂いがした。

“匂い”と書くと臭そうやけど、臭いっちゅうのとは全然違う。
普通に洗濯してくれただけなんに、それは友達んちの洗濯物の匂いであって、うちの洗濯物とは違う匂い。

普段、そいつのチャリンコに2ケツしたり、そいつが教室で自分の膝の上に座ってきたりした時に感じた、そいつ独特の匂いと同じで、なんか心地よかったのを覚えとる。
まあ体臭というより、その人の服の匂いっちゅうやつやろか。

まだ、その頃は自分が同●愛だとは自覚してなくて、そやからそいつにも良からぬ期待なんか抱いとらんやったし、ただただ仲良くなりたい、いつまでも仲良くおりたいと思っとっただけで。
まあ、いま思えば好きやったんかなあ・・・と。
もし目覚めとったら、手を出したんかなあ・・・てか?

今まで好きになった人の中にも、独特の匂いがある人と、ほとんど無臭の人といろいろおったけど、オレはなんか独特の匂いのある人が好き。
体臭と違って服の匂いやから、HUGするぐらいに近付かんと匂いを感じられんわけで。
やから、それを感じられるっちゅうのは、すごい嬉しいわけで。
まあ、匂いがせんからっちゅうて好き度合いが下がるわけじゃあないが。

果たして、自分にも独特の匂いがあるのか・・・??
こればっかりは自分では分からん。
それに、違う匂いのするふたりが一緒に暮らして洗濯も一緒になると、どーなるんやろ。
それもちょい不思議。

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