激化
意識が少しずつ覚醒する。そして、ちょっと起きあがろうとした、その時・・・
ガァッギィィィィィィィーーーーーーーーーーーーン !!!!!!!!
信じられんほどの超々々激痛が腰に走る。もう、一気にお目覚め。でも、身動き一つできん状態にあせる。あせれど、身体は動かん。動かせん。どーしよ、どーしよ、どーしよ。
壁の時計を見ると、朝の5時半。少しでも痛くない体位を模索して、少しずつ少しずつ身体を動かして起きあがろうとしてみる。途中、「こんな格好、誰にも見せられん」てなポーズで固まったりしながら、なんとか起きあがれた時には、もう時計は30分も針が進んで6時を差しとった。
まだまだ困難は続く。まずトイレ。よたよた壁や柱を伝いながら辿りつき、トイレの壁に手をつきながら用を足す。次は着替え。このままひとんちにおっても大迷惑掛けるだけやから、とにかく自宅に帰ろうと思って。一番大変なのは、靴下やった。そして、布団を畳むことも出来ず、書き置きだけして某氏宅を出る。
駅まで歩くのがまた一苦労。横断歩道で青信号が点滅しだした時は、もうヒヤヒヤ。帰りの電車でも普通に座席に座れずに、浅く腰掛けるだけ。立ち上がるのも、掴むものがないとホントムリ。
自宅に辿りついた時は、もうクタクタ。もしかしたら、泣きそうな形相やったかも。しかし、まだまだ困難は続く。まず着替えるのに苦痛。ベッドに腰掛けるのに苦痛。横たわるのに苦痛。ベッドに足を上げるのに苦痛。とにかく身体のどこかを動かすたびに腰に痛みが走る。
あとは一日、寝てるだけ。でも、寝てても鈍痛がしてぐっすり寝れりゃせんし、首をちょっと持ち上げるのもつらいし、寝返りなんてもってのほか。腰が痛いだけで、こんなになんも出来んとは思わんやった。しかし、どーなるんやろ、この先。
