黒い白山

夏と言えばアイスクリーム・・・というのも、もう昔の話。最近では一年中アイスを食うようになったけど、自分が幼い頃は、近所の商店の軒先にあったアイス販売用の冷凍庫も夏が過ぎるとカヴァーが掛けられて早々と冬眠に入ったもの。

 そんな幼い頃、よく食べたアイスクリームが「ブラックモンブラン」。そう、バニラアイスをチョコレートで丸ごとコーティングして、クッキークランチをまぶしたアレ。くじ付きで、当たりなら棒に刻印がされとったから、ワクワクしながら食べたもの。でも、普通に食べりゃあいいものを、なぜが表面のチョコレートを歯で剥がしながら先に食べて、最後にバニラアイスをガブガブっと食べよったのは自分だけやろかあ。

 と、ここまで読んでも「そんなん知らん」っちゅう人の方が多いんやろなあ。だって、その「ブラックモンブラン」は九州一円と中国地方で主に売られよるもんらしい。自分もちょっと前の新聞で読んで、その事実を初めて知った次第。東京で見らんのは、人気がなくなって売れんようになったから置いてないんやと思っとったもん。

 さらに、「ブラックモンブラン」を直訳すると「黒い白山」らしい。それもすごい。その上、「ブラックモンブランクラブ」なるファンサイトまであって、これまたおったまげ。

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