5年ぶりかもしれないデート

片田舎に越してきて6年が過ぎた。
来た当初は、新天地で出会いの一つでもあるやもしれぬと思ったもので。
休みが少ない中、たまにリアルもしてみたりして。
そしていつしか自分なりに出した結論が・・・「ここはエロ目的しかない」。
そりゃあ皆が皆ではないんかもしれんけど、もうそう割り切ったほうがいい気がして。
車社会やから?
田舎やから?
ゲイバーがないから?
歳のせい?
そもそも俺のせい??
まあ、はっきりした理由も原因も分からんけど、郷に入れば郷に従え的な感じ。
この歳のおっさんでも会ってくれるコがおるだけマシかーとか思ったり。
もう、ケセラセラ。
そんな刹那的な日々を過ごしよった2023年の春。
とんでもない出来事が・・・は言い過ぎやけど、とても珍しいことが。
それは、ずいぶん前に何度か会ったコ。
食事したり、ドライヴしたり、イオンモール行ったり、お風呂行ったり。
でも確かヤることもなく、そのまま連絡を取り合うことがなくなってしまって。
そのコから久々にLINEが来て「会いませんか〜?」と。
履歴をたどったらちょうど5年前の春以来の連絡やった。
当時、大学卒業間近だった彼も、もう27歳?28歳?
月日が経つのがはえ〜なあと思ったけど、同じように自分も歳を食っとるんよな・・・と恐ろしくなる。
そして5年ぶりの再会は、週末のランチから。
場所は、お互いの中間地点ぐらいの街のイタリアンへ。
いやもうこっちの人とランチするなんぞ、いつ以来?
前回そんなことがあったんがいつのことなんか、マジで忘れとるくらい。

2023.3.25
ランチの後は、気になるお店に寄ってみたり、ちょうど満開の桜を見に行ったり。
これをデートと言わずして、いったいなにがデートなのか。
しかし、ここ最近は独り行動にどっぷり慣れきってしまっとったんで、誰かと行動を共にするのがえらい新鮮。
こんな時間を過ごすときがまた俺に来ようとは。
そして暗くなる頃には「またね!」とさよなら。
いやあ、これまた新鮮。
健全?なデートの一日はこれにて終了。
でもふと思ったのは、いま住んどるとこは地元でもないし、辞めた職場の人以外、知人も友達もおらん。
やから、なんも気にすることなくデートできるんかなあと。
もし、いつ知り合いに会ってもおかしくないようなとこやったら、やっぱ人の目が気になってしまうんやろかと。
あんだけ人口が密集しとる東京じゃあ、そんなこと気にすることもなかったけど。
でも、こうやって誰かと一緒に行動すると、自分の姿を写真に撮ってもらえるのもいいよな。
撮影者の承諾を得て掲載。


