スポットライト

先日の昼下がり、友達のライヴを観に行った。
まだ面と向かって会ったんは一度しかなくて、しかも偶然の遭遇。
しかもその時、結構な酔っ払いやったから、まともに話もできとらんのかもしれんのやけども、まあ、それでも会う前からいろいろあって (?) 、勝手に親近感を持っとるお友達。
場所は、山手線某駅すぐのとこにあるライヴハウス。
前の前の職場の最寄り駅なんで、すごく懐かしい。
マックがおはちに変わっとったり、やっぱり確実に時は流れとるわけで。
二番手で登場した彼らのバンドは、ヴォーカル兼ギターの彼と、ドラム、ベース、ギターというすごくシンプルなバンド編成。
てっきりバンドバンドした音と歌を聴かせてくれるのかと思っとったら、スポットライトを浴びながら唄ってくれたのは、意外にもポップなナンバー。
でも、実は自分はポップが大好き。
もちろん、どこか重いバンドサウンドも好きやけども、
すーっと心地よく耳に届くメロディと爽やかなサウンドがやっぱり好き。
バンド・・・っちゅうとやっぱギターばりばりだぜ! みたいな感じがあって、そうやないとちょっと冷めた目で見られることもあるような気がするけど、ポップなバンドももっと評価されていいと思う。
もちろん、ポップであるがゆえに差別化やオリジナリティを追求するのは、すごく大変やと思うけども。
で、スポットライトを浴びながら唄う彼らを観ながら思い出した昔のこと。
そう、実は自分もステージ上でスポットライトを浴びたことがある。
あは。
しかも、こしゃくにもちゃんとお客さんからお金を取って。
一つは、ちょうど10年前のこと。
20人も入れば満席ぐらいの東池袋の小さな箱で、お芝居をやった。
なんと3日間7公演。
まあ、来てくれたのはみんな役者やスタッフの知り合いばっかやったと思うけど。
その芝居の主宰者とは確か2ショットダイヤルで知り合ったんやけども、彼が作詞したり脚本を書いたりする人で、「 今度芝居やるからやってみない? 」 とか言われてやってみたわけで。
あ、その人とはなにもヤっとらんけども。
集まった面々は、自分のようなド素人からホンマもんの役者さんやら多種多様。
みんな、どういう経緯で集まったんやったかは、もう忘れてもうた。
ゲイもおればノンケもおったし。
当時、付き合いよった服飾専門学校生のツレも衣装担当として参加しとって、別にカムアウトはせんやったけど、たぶん気づいとる人は気づいとったんやないやろか。
あ、最終的には何人かにはカムアウトしたか。
で、週末には公民館やら集まって稽古して、平日も仕事帰りに稽古に参加したり。
結構、熱くやっとったと思う。
でも脚本は、なんか難解なもので、結局深いところまで理解せずにやってもうたけども。
一人が複数の配役をやって、自分はアルバイトで犬をやっとる青年やら、絵描きのゲイやら。
スーツ姿で首に鎖をつながれ、吠えながら四つんばいで歩いたり、
長椅子に男の子と座ってキスをしたり・・・。
う・・ん、いま思い出してもわけ分からん。
でも最後の舞台を終えたときの達成感と開放感は、なんとも言えんくらいで。
ほかでも役者をやっとる人から、 「 これからもお芝居やってみれば? 」 とか言われたけど、さすがにそこまで人生を変える決断をできず、芝居もそれっきり。
もう一つは、5年前くらいにバンドをちょこっと。
ちゅうても、会社で先輩がバンド部とやらを作ったんで、それに参加したっちゅう程度。
しかもわたしゃ、なんも楽器ができんから、となると唄うしかないわけで。
一度だけ、高円寺の小さなライヴハウスでライヴをやった。
まあ、ライヴっちゅうよりバンド部発表会てな感じ。
もちろん、会社の人やら知り合いやらしか来とらんし。
バンドはツインヴォーカルで、もちろんコピーバンド。
ゆず やら TRICERATOPS やら S&G やらなんかを。
ライヴハウス以外では会社のキックオフミーティングでも披露したなあ。
しかし、あとにも先にも、お芝居もバンドも、その1回きり。
やはりスポットライトには縁が無いようで。
今ならスポットライトで、自分ももっとピカッと輝くはずなのに。
そんな過去やけども、つい1ヶ月ほど前、ひょんなことから久々に舞台に上がった。
場所はアドボ。
そこであった某ナイトで、エイサーを披露。
まだまだ半人前なんで遠慮して、単に応援に行くだけのつもりやったんやけど、周りにほだされ、酔いも手伝って、思い切って舞ってしまう。
しかし、真の本番は・・・・8月13日。
スポットライトはないけども、ギャラリーはこれまでのどの舞台よりも多いはず。
うわー、なんか考えると怖ろしくなる・・・。
決して稽古参加状況は優秀ではないんで、果たして本番で躍らせてもらえるんかどうか分からんけども。
本番までにいくつかイベント出演もあるんで、頑張らんと・・・・。
ああ、あと1ヶ月やんけ。


すごい経歴の持ち主だったんですね。
人にはいろんな歴史があるんだ。
超前衛というか、アングラっぽいというか、しかし、役者だったのね。
エイサーの衣裳って、あれ自前なの?
●mure
いやー、みんな喋っとらんだけで、
自分なんかよりすごい過去がある人なんて、ゴロゴロおりそうな気がする〜。
特にこの世界・・・。
エイサーの衣装は、新虹オリジナルで作りますよー。
そろそろ出来上がってくるんでないでしょーか。