初めて尽くしの元彼
先日、新宿の某店のマスターからメールが来た。
「 ○○大学の○くんを覚えてる? いま店に来てくれてます。
彼のアドレスは *****@******.jp 。よろしく! とのことです。 」
おーーーっと、元彼 S やん。
しかも13年前、初めてお付きあいをした♂。
いや、初めて付き合っただけでなく、初めて H をした♂でもある。
出会いは、横浜の某映画館。
あは。
そのころ、なんだか自分自身の性的指向がどうなのか、すごく悶々としとって、迷いに迷った挙句、 「 それなら一度ヤってみりゃいいやん 」 と決断。
それが気持ち悪かったらオレはホ●やないし、そうやなかったら・・・。
で、向かったのが横浜の某映画館。
なぜ映画館やったのか・・・当時、ぴあでその映画館のことを“ 薔薇族映画館 ” と明記してあったわけで。
で、そこ以外に同性愛者と出会えるところを全く知らんやったから。
当時はネットもなけりゃ、雑誌も買うたことなかったし見かけたことさえなかったんで、同性愛についての知識は、ほぼ皆無で、ハッテン場やら伝言ダイヤルやらの存在も知らず。
新宿二丁目っちゅうのは、一般常識として存在しとるのは知っとったけど、そりゃもうなんだか怖くて足を踏み入れることなんて出来やせんし。
確か、映画館に行った初日は結局なんにもないままで、2回目に行ったときやったと思う。
ホールの前のロビーで壁に背を向けて突っ立っとった時に、隣におったのが、その S 。
ふとしたきっかけで・・・それがなんやったか忘れてしもうたけど、S とちょっと話をして、そのまま近所のマックに行って、また話をして。
もちろん、まともに話をしたゲイも、S が初めてやった。
じゃあ帰ろうかと桜木町駅まで一緒に歩いて行ったんやけど、そらもうなんだかお互い、なにかを意識してますわな。
あは。
S は当時、東京の東部に親と暮らしとった浪人生で、確かもう終電が過ぎたか、終電が近かったような記憶がある。
で、わたしゃ、 「 じゃあ、うちに来る? 」 とかなんとか言ったわけで。
まあ、そのあとのことは大幅に省略しますが、もちろんわたしゃ初めて××したり、△△したりして、そらもう、こんなに興奮したことないくらいでして。
ああ、あの時の感動と興奮は、もう二度と味わえんのやろな・・・。
で、 “ ああ、オレはやっぱりホ●なんや〜 ” とあっさり観念。
それ以降、自らの性的指向を疑ったことはこれっぽっちも、ない。
ほいで、S とは半年ぐらい付き合ったけども、微妙なズレが生じてお別れ。
でも、別れてしばらくして、また連絡を取り合うようになり、翌春、無事合格した大学の近くで独り暮らしを始めた S んちにも遊びに行ったり。
大学を卒業して東京に戻ってきてからも時々連絡を取り合ったりして、別れてからも友達としての関係は続いとった。
とはいっても、しょっちゅう会ったりしとったわけやなく、しかも、まだようやく携帯が普及し始めたぐらいのころ。
そんな頃に、どっちかが機種変したかなんかで新しい電話番号を連絡せんやったら、もう終わり。
再度、連絡を取り合える術はないわけで。
最後に連絡を取り合ってから、もう5年以上になるやろか。
ときたま、「 あいつ、どーしとるんやろなあ 」 て思い出しよったけども、オレにはどーにもこーにもしようがなくて。
ほしたら、冒頭のメールが届いたわけで。
いやー、うれしいこった。
そういえば、その店にオレがよく行くっちゅうのは S も知っとったから、早いトコ訪ねてくれよっちゅうのに、もう。
てことで近々、久しぶりに会ってお互いの老け具合でも確かめようかということに。
さて、どんな風にお互いを罵倒するのでありましょうか。
楽しみですわ。
しかし、いまどきは、たとえ別れてしまっても、相手との一切の連絡手段をなくしてしまうっちゅうのも逆に難しくないかい?
もちろん二人っきりの世界だけで関係を作っとったんやったら、登録しとる連絡先を削除してしまえば、もうコンタクトの取りようはないけども。
でも、お互いなにかしらのコミュニティに属しとったり、友人関係がちょっとでも重なっとったりしたら、どこからか、誰かしらから、相手の情報は入ってくる。
いまどきなら、 mixi で繋がったまま別れることもあるし。
でも、今回、 切れてしまっとった S との繋がりを再び結んでくれたのは、二丁目のバー。
そこは、自分が飲み屋デビューをしたバーでもある。
いまもまだずっとバーをやってくれとる ●●●●さんには大感謝ですわ。
システムで繋がっとるんではなく、人が繋げてくれたことに、なんかすごく嬉しくなってしまう。
最近の若いコは、あんまゲイバーに飲みに行かん・・・とか聞くけども、こういう出来事を起こしてくれる “ バー ” って、やっぱなんかいいよなと。


いい日記。
みのるの人柄だね。
自分は「二度と会わない」って決めないと別れられないので(笑)・・・って笑うところやろか?!
再会に様子を日記で読ませてもらうのを楽しみにしてます。
●たかひろ
まあ、この S とは、また会おうってなったけどさあ、
もうほとんど連絡を取らんヤツやら、アドレス変わってしまって知らんヤツとかもおるし、
もう二度と顔も見たくないわーいっ! ちゅうヤツもごく少人数おりますがな。
まあ、フルよりフラれた数の方が大幅に多いせいでもあるのでありましょうか。あは。
いい、話しやね。
俺もバーで育った人間だから、そういう、人と人のつながり
っていうか、リアルから、始める、出会いっていうのを
基本に信じてるから。
あー、でも俺が最初に通った店もマスターも、いまはこの世にはないんだよなぁ。ちと淋しい。。
●コーイチ
うわっ、なんかこの日記、反応いいわ〜。
あんがとさんです。
本日、さっそくこのあと会う予定なんですわ。
あっちが仕事終わるの遅れて、待ちぼうけ中やけど・・・。
そう、なんかリアルな関係がないと、自分もダメなんよねえ。
別にネットでの出会いを否定する気持ちは全然ないんやけどさ。
ネットのおかげで、本来なら一人で悩んでしまっとった人なんかも、
同じゲイのヤツと交流できたり・・とかあるやろうし。
やからネットで知り合っても、オレはやっぱそのあと会って、
話をして、それでやっと始まるって感じがする。
友達にしても、恋にしてもさー。
まあ、ネットから始まった恋の経験はないけども。ホホ。
でも、もうおらんのやねえ、コーイチさんの最初の店の人。
うわー、なんかそれすっごくさびしくなるかも。
●●●●さんには長生きしてもらわんと。
あ、そーいえばオレ、●●●●さんとは、
「 最期は看取ってあげますね 」 とか約束しとるんやった・・・。
まあ、まだシャレで言うとっただけやけど。
前のコメントから、少し間があいたけど。。。
みのるのコメント、いま読んで、
少し、グッと来るものがあったんよ。
俺が通い始めた店のマスターとは、
深い交流というのでは、なかったんやけどね。
20代の俺が幸せなゲイとして生きられたのは、
その人のお陰っていう面も、結構あったんよね。
ワケがいろいろあり、
お別れに、行こうかどうしようか、すごく迷って、
結局行かずじまい。。
ふだんは、忘れてるんだけど、
このように、ときどき、想いださせてくれる事があってね。
きっと、あいさつに、来なさいって、
言ってるのかなぁ?なんてね。
もうすぐ、東京は盆だもんな。。
湿ったコメントで、失敬でした。
●コーイチ
いままで、祖母祖父とか叔父とか
すごく年上の近親者しか、身近な人の不幸はなかったんやけど、
ここ数年、友達の友達とかで亡くなったという話を耳にしだしたんよね。
幸いにもまだ、直接に近かしい人の不幸に遭遇したことはないけども、
そろそろ、そういう年齢になってきたんやろなあと思う。
やから、まだ自分は足を運んだことはないんで経験から言えることではないけども、
コーイチさんが行ってみようかな、と思ったら行ってみるといいんでないですかい。
遠いトコやと、気持ちだけで簡単には行けんけどもさ。
なんの根拠もないけども、亡くなった人には、生きとるヤツの考えとることなんか、
ぜ〜んぶお見通しなんやないやろか、て思うときがあるんよね。
やけん、まあどういう関係の人やったんか知らんけども、
「 ようやく来やがったか〜 」 って喜んでくれるでないやろか。
オレがもし先にあっちに行って、
ようやくお参りに足を運んでくれた友達がおったら、
そんな風にそいつ迎えそうな気がする。
ていねいな、コメント、ありがとね。
そうかもしれんねぇ。
実は、その人の眠ってる、とこ、しらんのよね。
知人に、聞いて、わかったら、行ってみようかな。
なんか、改めて、そういう時季なんかなぁと、感慨を胸にしてしまった。。
みのる、すごく、優しい気持ちの男やね。
おせじ抜きで、そう思うわ。
重ねて、アリガトね。
●コーイチ
うわ、なんかいいやないですか。
眠っとるとこを探して、ほいで訪ねて行く旅なんちゃ。
でも、実際そういうこと多そうよねえ、こっちの世界。
名字やら実家の連絡先やら把握しとらん人もいっぱいおるしなあ。
「 優しい 」 ねえ・・・。
どうなんやろ。
反論のある人も何人かおるような気がせんでもない・・・。