チャリンコで銀ブラ
最近、たまに新橋や銀座界隈をチャリンコで走ることがある。
ランチタイムのあわただしさが落ち着いた時間帯に、蕎麦屋の店員の格好をし、サドルがずれ落ちそうなママチャリにまたがって、肉のハナマサやらで買った営業用の食材を前かごに積み込み、のーんびりゆらゆらと。
最初に社会人として働いた街が銀座。
あの頃、仕事をさぼってぷらぷらした銀座は、大人の街で、金持ちのための街で、敷居が高くて、近寄りがたかったんやけど、まさか10年以上経ってから地価日本一の銀座をこんな風にふらつくとはこれっぽっちも思わじ。
でも、オレはいったいなにやってんだかなあ〜〜〜と思うのはなぜか一瞬のこと。
うん、これがよくないな。
でも、チャリンコのペダルを漕ぎながら、ゆったりと銀座中央通りを散策 ( 一応、おつかいで ) なんちゃ、あ〜、なんだか気持ちいい。
オレ、あの銀座をチャリンコでプラついとるよ、と。
ボロっちかった銀座松阪屋も小奇麗になって、よく通ったラーメン屋は、肉のはなまさに変わってしまって、最初に働いた会社があったところには、全く別の会社が入っとって。
でも、花の銀座はいまでもやっぱり花の銀座であるわけで。
こんな銀ブラ、いましかできんのやろうなあと。
いや、いまだけでないと困るんだけども。
寒くなる前に、卒業せんとな、と。
先週、思いも寄らんところから舞い込んできた、おもしろそうな仕事の話。
また明日、会って話すんだけども、もしこれが決まりゃ、あせらずに春からぷらぷら〜っとしとった甲斐もあるんやけどな。
チャリンコで銀ブラっちゅうのとも、そろそろおさらばのタイミングかもしれませぬ。
そう願う、今日この頃。

