息を呑む
なにも案内標識がなくて通り過ぎた。
でも、前を走りよったクルマも、後ろのクルマもみんな曲がってく。
これはなにかあるぞと、引き換えして自分もその道を曲がって進んでいくと、あった。
最北の地、宗谷岬にたどり着くちょっと前にある猿払村の村道、エサヌカ線。
放牧地の真ん中を通る、まっすぐな道。
気持ちいいいなあと思いながら、さらに進むと、もっとすごかった。
北海道上陸から6日、あちこちで牧草地や平原を見てきたけど、こんなに遠くまで平原が広がるところはなかった。
息を呑むとはこのこと。
もう圧倒されまくり。
前を見ても後ろを振り返っても、広大な平原とまっすぐな一本道と、雲が浮かぶ青空だけ。
いやあ、すごい。
一本道をちょっと逸れて海に向かう道を行く。
古い小屋がそこにあるだけで絵になるとか、ずるい。
道北、いいな。










