おでことおでこ、鼻の頭と鼻の頭

いまとなっては、始まったきっかけも、終わった理由も覚えとらん。
あれはそう、小学1〜2年の頃、同じクラスのある男の子と、ふたりだけの秘め事があった。

誰も見とらんところで…例えば、廊下の陰やったり、トイレの中やったり。
そこで向い合って、まず、互いのおでことおでこをくっつける。
次に、鼻の頭と鼻の頭をくっつける。
そして最後にくっつけるのは。。。くちびる、ではなく舌の先。
お互いベロを出して、ちょんって。

なに、それ。
意味不明。。。。
ベロって、、、でも、なんかそれもエッチかも。(あえて”エッチ”と言ってみる)

とはいえ当時は確か、興奮とかそういうもんはなかったと思う。
ただ、仲がいいというふたりだけのしるし。
ほかにどっか触り合うとか、抱きしめあうとかは全くなくて。

なんでそんな行為をおっぱじめたんか、まったく記憶にない。
そんな秘め事を始める前に、まずどんな風にして仲良くなったんかも、覚えとらん。
3年生のクラス替えまで続いたんやったか、ちょっとの間で終わったんか、それも忘れた。
確か、出席番号は、自分の一つ前やったような気がするけど。

俺には、そのころ好きな女の子がおって、結婚の約束までしとったんやけどさ。
まあ、女の子とはそれこそ、な〜んにも身体の接触はなくて。
あたりまえやんな、まだ6〜7歳の子供やし。
その女の子とも、3年のクラス替えで疎遠になってしまったけども。

ふと、その男の子の名前をググッたら、福岡でロードレースに参加した家族の記録がヒット。
でも、読み方が違うみたい。
例えると、徹(とおる)くんではなく、徹(てつ)くんやった、みたいな。

今はもう、結婚して家族がおるんやろか。
中学は隣り合う別々の学校に行ってしまって、高校以降の消息は知らんのよな。

俺は、こんな立派な○○○になりましたとも。ええ。

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